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イベント報告
2014.01.25
ヴェルディ<椿姫>オペラ勉強会
- 日 時
- 2014/01/25(土)
ご報告
1月25日(土)10時30分~12時30分、多目的ルームにてヴェルディ<椿姫>オペラ勉強会が開催されました。
毎年恒例のオペラ勉強会は、今年もほぼ満席になりました。
講師の新通先生と磯田先生は、観どころ・聴きどころをDVD鑑賞や舞台演出の観点から解説してくださいました。
また、実際にお客様に体験もしていただき理解を深めていただきました。
第1幕では、オペラの名曲と言われている「乾杯の歌」と「花から花へ」が登場します。
「乾杯の歌」では、純粋な青年アルフレードが高級娼婦サロンで勧められるまま歌うのだが一抹の憂いがこめられており、揺れ動く女心を表現する「花から花へ」は、コロラトゥーラ・ソプラノの技法を駆使しています。
第2幕
父親ジェルモンが登場する場面では、娼婦ヴィオレッタにアルフレードの妹の結婚話を持ち出して身を引くように遠まわしに懇願する気持ちが表現されています。
第3幕
ジェルモンからの手紙をヴィオレッタが死の床で読む場面は、新通先生訳の手紙をお客様が朗読する体験をしていただきました。
ヴィオレッタがアルフレードの幸せを祈りながら生きたいと思いながらも死んでいく場面のDVD鑑賞では、ヴィオレッタの一言一言が涙を誘います。
磯田先生は、今回も様々な衣装、小道具、舞台写真の展示をしてくださいました。
実際に触れてみることができ、衣装や剣の重さには驚きました。
新通先生からは、「オペラを敷居の高いものと思わないでください。今日体験されたように気楽に感じてください。幕間では、お酒を飲みながら場面場面の感想をおしゃべりすることもオペラ鑑賞の楽しみです、是非お勧めします。」とお話がありました。
最後に全員で実際にシャンパングラスを持ちDVDの「乾杯の歌」に合わせて歌いました。
盛りだくさんの内容であっという間に2時間が過ぎていました。先生方の温かいお人柄も伝わる勉強会になりました。お客様ご参加有難うございました。H.H